



![[object Object]](/_next/image?url=%2F_next%2Fstatic%2Fmedia%2Fimg_message01.59c848f5.png&w=640&q=75&dpl=dpl_2ijNUofxFsVcggBP4PE4K4pU5TJ6)
日本の幼児教育の基礎を築いた、お茶の水女子大学付属幼稚園の倉橋惣三というひとは・・・・「幼稚園は、時ならぬときに花を咲かせるところではありません。温室の促成栽培をやれば早く花を咲かせることは可能ですが、そうして育てた花を温室から出すとすぐに、しおれてしまいます。したがって、幼児期に花を咲かせようとする教育はにせもので、根をはり芽生えをつちかう教育こそ本物です。」と言っています。
本園は、この言葉を踏まえて、幼児期に望ましい幼稚園作りをめざしています。
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確かに、子どもは良く覚えます。小学校でやるべき事を、幼稚園で「できる」と言って、教えこむことも可能です。小学校に入学し、初めは良い成績を取って、お母さんを喜ばす事ができるかも知れません。
しかし、それは内容がともなわず、形式的に覚えているので、かえって長い間には害になる場合が多いのです。しかも、設定された課題をこなす園生活では依頼心が強く、自ら考え、工夫し創造する姿勢が育たないのです。幼児期は教え込むより興味を引き出すことの方が大切です。
レストランごっこ遊びではメニューが必要になり自然に文字や数への興味も深まります。
クワガタムシを好きな子はやがて自分の体験以外の事も知りたがり、昆虫の本、文字に興味を持ち科学的な芽生えも培われます。
子どもは、興味を持った活動(遊び)と平行して内容の伴った知的発達をしているのです。

日々の保育の中で、一人ひとりの願いや考えを実現できるように思いをしっかりと受け止めて、こども達が自己実現し、生き生きと達成感を持てるように配慮しています。
当学園では幼児期の楽しさを存分にあじわいつつ人間関係を学び、ひとりひとりの性格や発達に沿って興味や可能性を引き出す教育がなされています。また、動物を育て、みどりの環境の中で意欲と思いやりのある明るい人生観を持った子ども達に成長しますように願っています。
また、二度とない幼児期の喜びを保障し、豊かな幼児体験を通して人間性を育むことを大切にしています。

