彫刻家・桜井敏生先生は新制作協会の新作家賞を二年連続受賞した作家で、心に残る作品を生み出しています。
本園との縁は、柳瀬恒男前園長が公募展での先生の作品に感動し、会場の東京都美術館より直接本園の園庭に設置されました。
その作品は園庭入り口でお子さんを迎えてくれる「やさしいひと」です。
いつくしみのある作品にいつからか「やさしいひと」という名がついていました。
その後、母の像が設置され、卒園生にも幼稚園の思い出の彫刻として心に宿っています。
この度、桜井先生・ご家族のご好意により6作品の寄贈をいただき、園内の美術館より牧場の林にかけて、「桜井先生・彫刻さんぽ道」が誕生しました。
純心なる子どもたちと彫刻作品とのふれあいが楽しみです。
自然と芸術の教育環境の中で、創造性豊かな感性が育まれることを願っています。
また、北本市文化センター前にも先生の作品が設置されています。